関関同立の中で最も難しい西の雄同志社大学とMARCH上位の明治大学。
関東や関西の受験生でこの2大学を併願する受験生は正直少ないと思いますが、
名古屋を始めとする東海地区や九州の受験生は同志社と明治を併願する受験生は意外に結構います。
いったい同志社と明治どちらに進学するのがおすすめなのでしょうか?
同志社と明治W合格の場合どちらに進学するのがいいか?
まず、同志社と明治偏差値で比較します。
- 明治>同志社(文系)
- 同志社≧明治(理系)
文系学部は明治が同志社を上回っており、理系は同志社の方が明治よりも若干上となっています。総合的には互角かなという印象。
一方、有名企業就職率で見ると、
- 同志社(約30%)>明治(約26%)
やや同志社の方に軍配が上がります。
近年は関関同立の偏差値がMARCHよりやや下にはなっており、同志社よりも明治の方が偏差値が高くなっているケースの方が多いです。
とは言え、関関同立の中でも同志社が抜けているし、同志社は日本史の教科書にも載っているぐらいなので、知名度も抜群です。
そういう意味で関西や西日本地域在住の場合、よほど東京に行きたいとかの事情がない限り
同志社を選択して間違いないと思います。
これが東京など関東在住の場合は明治を選択するのが一般的だと思います。
微妙なのが名古屋を始めとする東海エリアや福井・石川など北陸在住や広島・岡山などの中国・四国エリア、福岡・熊本など九州在住の場合、こちらも一般的には距離的にも近い同志社を選択するケースが多いようですが、関西よりも東京で働きたい場合は明治の方がいいように思います。
同志社と明治W合格どっちに進学するのがいい?まとめ
- 東日本地区の受験生は明治、西日本地区の受験生は同志社で通常問題ない
- それ以外の地域の人は距離的に近い方を選ぶと良いが、東京で就職したい場合は明治
- 予備校にもよるが偏差値では近年明治の方が同志社よりも若干高い
- ただし、MARCH・関関同立の中では有名企業就職率では同志社がトップ
まとめると、このようになりました。
他の特徴として関西は早慶に匹敵する私大がなく同志社がトップなので、京大・阪大・神大・名大など難関国公立大落ちの学生が多いです。
ただでさえ大学4年間の学費が高いのに、それに加えて東京での生活費となると莫大なお金がかかってしまうことから、関西圏の受験生の場合早慶に行ける実力はあっても、金銭面から同志社に進学するケースは多いです。
一方で、明治は東大・一橋・東工大落ちの受験生は早慶上智・東京理科大に進学するのでこういった層の学生はほとんどいないです。
そういう意味で同志社の方が明治よりも上という見方もあります。
受験生のあなたはぜひ参考にしてください。