関関同立・産近甲龍・摂神追桃・外外経工佛を始めとする関西の私大の一般入試の入学率ランキングをまとめます。
一時関学が39%ほどまで一般入試入学率が下がり、ネット上では推薦学院と揶揄されており、偏差値も下がるといった現象が起きてしまいましたが、近年は一般枠を増やし改善されたので、現在はそうではないようです。
いったい関西ではどこの大学が一般入試で入学する生徒が多いのでしょうか?
関西私大一般入試入学率ランキング2024
- 立命館大学 59.5%
- 関西大学 54.3%
- 関西学院大学 54.3%
- 同志社大学 54.0%
- 近畿大学 48.0%
- 甲南大学 44.7%
- 大阪経済大学 44.6%
- 京都産業大学 44.3%
- 大阪工業大学 36.1%
- 大和大学 34.6%
- 神戸学院大学 31.8%
- 京都橘大学 26.9%
- 追手門学院大学 24.0%
- 摂南大学 22.0%
- 佛教大学 21.9%
- 関西外国語大学 21.4%
入試難易度の高い大学群ほど一般入試による入学生が多い傾向にあります。
関関同立(55%前後)>産近甲龍(50%前後)>外外経工佛(30%前後)>摂神追桃(25%前後)
産近甲龍の龍谷大学は非公表ですが、以前公表されていた数字が52%だったので、現在も50%前後一般入試入学率があると予想されます。
関西私大一般入試率2024まとめ
立命館が関西私大の中では頭一つ抜けて一般入試による入学率が高いです。
これは関関同立の中で現在立命館のみ後期入試を実施していることや、入試方式の多様化などによって関西圏以外の受験生を非常に多く集めていることから、それが数字に顕著に出ていると思われます。
浪人の割合も以前は同志社が圧倒的に高かったですが、現在同志社と同じぐらいかそれ以上に立命館の浪人生の割合が高くなってきています。
産近甲龍はどの大学も後期入試があることから一般入試の入学者がそこそこ多いですが、関関同立にはほとんどない公募推薦入試が11月から12月にかけてあるため、大体一般入試での入学率がどの大学においても50%前後に落ち着いています。
ワンランク下の大学群摂神追桃や外外経工佛になると、7割以上が推薦入学で一般入学生は4、5人に1人程度しかおらず、それだけ浪人生も少なくなるので、浪人生で受験を考えている場合は注意が必要。
このように、一般入試の比率が高い大学ほど浪人率も高いので、浪人生はこういうデータも参考に受験校を決めるのも良いと思います。